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第54条税理士の使用人等の秘密を守る義務

税理士又は税理士法人の使用人その他の従業者は、正当な理由がなくて、税理士業務に関して知り得た秘密を他に漏らし、又は盗用してはならない。税理士又は税理士法人の使用人その他の従業者でなくなつた場合においても、また同様とする。

税理士は委嘱者である納税義務者の資産等の秘密に接する機会が多く、正当な理由がなくて、税理士業務に関して知り得た秘密を他に漏らし、または窃用してはならないとされている(法38)。
この税理士の守秘義務については、納税義務者と税理士との信頼関係を維持するため、税理士のみならず、その使用人等についても同様に、正当な理由がなくて、税理士業務に関して知り得た秘密を他に漏らし、または盗用してはならないこととされており、税理士又は税理士法人の使用人その他の従業者でなくなった後においても秘密を守る義務が課されている。
この規定に違反した者は、2年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処することとされている(法59①三)。